研修・キャリア
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教育の特徴
〈教育理念〉
バランスのとれたリハビリテーション科専門医の育成
幅広い知識と豊富な経験をもつ指導医による教育
当講座の指導医数は18名。
リハビリテーションの各分野でトップを走る教授、准教授をはじめとするメンバーが、あなたの挑戦を応援します!
急性期・回復期・生活期のリハビリテーション医学を一貫して学べる
東海大学リハビリテーション科学は歴史が古く、長年リハビリテーション科専門医の育成に従事してきました。30年にわたり改良されてきた研修プログラムで、リハビリ全領域を網羅します。疾患の内容は多岐にわたり、専門外来も充実した環境で研修が可能です。
連携施設をローテ―とすることで急性期・回復期・生活期まで十分な臨床経験を積むことができます。
研究活動も盛んでフォローが手厚い
大学付属病院が基幹施設および連携施設に含まれており、基礎研究や臨床研究を行う環境や指導体制を有しています。専門研修期間中に大学院に進学し、診療と研究を両立することも可能です。
教授・准教授による手厚い研究指導があり、各科とも連携しやすいため研究しやすい環境があります。特に、三次元動作解析装置や磁気刺激装置を用いた研究が積極的に行われています。
勉強会・セミナー・合同カンファレンスなど、学ぶ機会が多い
当講座では毎月勉強会・セミナーを開催しています。最新の知識や情報を入手するとともに、リハビリテーション医学に関係する英文教科書や文献を読むことに慣れることができます。
また、3~4ヵ月に1回、当講座と連携施設による合同カンファレンスを開催し、症例検討や学会・研究会などの予演会や報告を実施してます。先攻医が指導を受ける機会を積極的に設けています。
新人リハ医学クルズス
出身大学によってはリハビリテーション医療になじみがなく、不安に思われる先生もいるかもしれません。当科では初年度に以下のようなカリキュラムを組み、少しでも早くリハビリテーション医療の知識が深まるように新人リハ医学クルズスを実施しています。
またクルズスの際にはそれぞれ関連病院におもむいてもらい、各病院の特徴に基づいて病院見学を行ってもらっています。例えば伊勢原協同病院では回復期リハビリテーション病棟を箱根病院では神経難病のリハビリテーション治療のあり方を見てもらいます。このように当科では入職後の教育にも力を入れています。
<評価>
①リハ診察とカルテの書き方(内科診察との違いを中心に)
②神経学的診察と高次脳機能障害の見方について
③失語の評価
④嚥下障害の評価と治療
⑤排尿障害の評価と治療
⑥歩行の評価
⑦画像診断
⑧電気生理(筋電図中心)
<治療・マネジメント>
①理学療法1-運動療法と治療体操― 種目・対象疾患・処方の出し方(MMT・ROM含む)
②理学療法2-物理療法―生体に及ぼす影響・禁忌と適応
③作業療法―目的・適応疾患・処方の出し方について
④補装具療法
⑤社会復帰・在宅支援について(書類の書き方含む)
⑥障害者心理の評価と心理的アプローチ
<各論>
①脳血管障害
②生活習慣病(運動療法を含む)
③多発性硬化症、筋委縮性側索硬化症
④パーキンソン病・脊髄小脳変形症
⑤小児診察の仕方
⑥整形疾患(代表的なもの)
⑦脊髄損傷
専門医取得の流れ(例)
下記は専門研修プログラムの一例です。各施設の勤務は半年から1年を基本としています。症例などで偏りのないように、専攻医の希望も考慮して決められます。
専門研修1年目/東海大学医学部付属病院
専門研修2年目/東海大学医学部付属大磯病院
専門研修3年目/伊勢原協同病院
専門医試験
1週間のスケジュール(例)
東海大学医学部付属病院
東海大学医学部付属大磯病院
大学院進学について
東海大学大学院医学研究科では2009年度より臨床助手として働きながら大学院で学べるコース(臨床研修/大学院コース)が新たに設置されました。東海大学付属病院に臨床助手として勤務しながら、大学院での修学を可能とするコースです。
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給与が支給されます。
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私学共済に加入出来ます。また、各種の福利厚生が適応されます。
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昼夜開講やweb教材の利用により病院勤務と大学院の両立が可能となります。
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期間内の開講授業、学位取得へのサポート等の条件は、他の大学院生と変わりません。
詳しくは、東海大学大学院 医学研究科公式サイトをご覧ください。
研修の雰囲気
神経伝導検査 指導の様子
学生実習中の講義
月1回開催されるセミナーの様子
超音波検査を併用したボツリヌス療法の指導
ROM測定の様子
年1回開催されるサマーセミナ「脳良会」
講義の様子
筋電図検査 指導の様子
学生実習お疲れ様会
年1回開催されるサマーセミナ「脳良会」
懇親会の様子